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子どもにダンスを習わせるべき理由、脳科学が示す驚きの効果

~目次~

🌟はじめに
1.ダンスが子どもの脳にいいって本当?
2.実は非認知能力にも深く関係
💡非認知能力って?
3.よくある疑問
4.ダンスを取り入れる園が増えている理由
①運動・音楽・自己表現
② “合わせる”と“自分らしさ”
まとめ

🌟はじめに:ダンス=特別な習い事と思っていませんか?

「ダンスって、リズム感のある子がやるもの」
「うちの子はちょっと恥ずかしがり屋だから…」
――そんな風に思って、ダンスに少し距離を感じていませんか?

実は最近、ダンスを取り入れる幼稚園や保育園が増えているのをご存知でしょうか?

しかもそれは、
「かっこよく踊れるようになる」ことが目的ではなく――
“脳の発達”や“心の育ち”にいい影響があることが、
科学的にも分かってきているからなんです。

💬 「えっ、ダンスが脳にいいの?」
そう驚かれるママもきっと多いはず。

でも実は、ダンスには
子どもの“からだ”と“こころ”をいっしょに育ててくれる
すごいパワーがあるんです。

今回は、
「なぜ幼児期にダンスを取り入れるのが良いのか?」を
脳科学の視点や、園での取り組みも交えながら
わかりやすくお届けしていきます💃✨

1.ダンスが子どもの脳にいいって本当?

「体を動かすのは健康にいい」――これは誰もが知っていること。

でも、実は“脳の働き”にも大きな効果があると
文部科学省や教育心理学の研究でも報告されているのをご存じでしょうか?

💬 「運動って、体だけじゃなくて脳にもいいの…?」

はい、その通りなんです。

ダンスは、ただの運動とはちょっと違います。
「音楽を聴く」+「動きを考える」+「表現する」という、
複数の刺激がいっぺんに脳に届く活動なんです。

たとえば…

・動きの順番を覚える
→ワーキングメモリ(作業記憶)を使う

・音に合わせて体を動かす
→前頭前野(思考・感情コントロール)を活性

・楽しく表現する
→海馬(記憶や感情)の働きが促進される

さらに、ダンスは“全身を使った複雑な運動”なので、
バランス感覚や空間認知力も養われやすいのが特徴です。

これは将来的に、

・学習時の集中力
・注意力の持続
・「考えながら動く力」

といった、学びの土台となる力にもつながっていくとされています。

💬 「でもまだ小さいし…そんなに難しいことしてるの?」

いえいえ、そんなふうに構える必要はありません😊

子どもたちは、“楽しい!”という気持ちのままに体を動かしながら、
自然と脳をたっぷり使っているんです。

このように、ダンスは「脳×体×こころ」を総合的に育ててくれる、
とってもバランスのいい活動なんですね。

2.実は非認知能力にも深く関係

「ダンスって運動でしょ?体を動かすだけじゃないの?」
そんなふうに思っていたら――実は、それだけじゃないんです。

ダンスは、“心を表現する”ための大切なツールでもあります。

音楽に合わせて体を動かす中で、
子どもたちは自然と
「今の気持ちを体で伝える」ことを学んでいきます。

たとえば…

・楽しいときは思いっきりジャンプ!

・恥ずかしいときは手をギュッと握って縮こまる

・自信がついてくると、だんだん姿勢も堂々としてくる

そんなふうに、ダンスは
“ことばじゃない自己表現”の入り口になってくれるんです。

このような力は、
教育の現場では「非認知能力」と呼ばれています。

💡非認知能力って?

・自己表現力
・他者との関わり方
(社会性)
・感情のコントロール
・やってみようと思う意欲や自信

💬 「うちの子、人前に出るのが苦手だからダンスなんて無理かも…」

――そう思ってしまうママの気持ちも、よくわかります。

でも実は、“恥ずかしい”“緊張する”という感情こそが、心の成長のチャンス

先生やお友だちと一緒に動くことで、
「やってみようかな」「ちょっとだけ手を動かしてみようかな」
という小さな挑戦が、少しずつ“自信”へと変わっていくんです。

そして、自分の動きが「いいね!」と認められたとき、
その経験は、自己肯定感の芽になります🌱

つまり、ダンスは
「上手に踊るため」ではなく「自分を知って、自分を好きになるため」の時間でもあるんですね。

3.よくある疑問「でも、うちの子…」

「ダンスって、活発な子や、目立つのが好きな子向きでしょ?」

「うちの子、すぐに飽きちゃうし、みんなの前に出るのが苦手で…」

そんな不安、ありませんか?

実は、そう感じる子にこそ、ダンスはぴったりなんです。

なぜなら、ダンスには
「型にはめる」のではなく、
“自分の気持ちを表現する余白”があるから。

先生の動きと全く同じじゃなくても、
リズムに合わせて手をひとつ振ってみるだけでOK。

「こうじゃなきゃダメ」ではなく、
「できる範囲で楽しんでみよう」という雰囲気の中で、
自分のペースで心が動き出していくのです。

💬 「落ち着きがない子には向いてないんじゃ…?」

いえいえ、むしろ逆。

リズムに合わせて体を動かすことで、
“今ここ”に集中する感覚が自然に育ち、
気持ちが落ち着く子も多いんです。

💬 「でも…ダンスって将来の役に立つの?」

実は、ダンスで養われる力は
大人になってからもずっと役立つスキルなんです。

たとえば…

・音楽に合わせて動く力
音感・リズム感

・体を使って表現する力
体幹・姿勢・バランス

・人前で何かをする経験
自己表現力・プレゼン力・自信

「踊れるようになる」ことが目的じゃなくても、
その“過程”の中で育まれる力は、思っている以上に大きなものなんですね。

ダンスは、誰かと比べるものでも、正解があるものでもありません。
“自分の感じたままを動きにする”こと自体が、立派な成長なんです。

4.幼児期にダンスを取り入れる園が増えている理由

最近では、全国の幼稚園や保育園で
“ダンスを保育に取り入れる”園がどんどん増えているのをご存じですか?

しかもそれは、特別な発表会やイベントのため…ではなく、
「日常の中にこそ価値がある」と考えられているからなんです。

その理由は、大きく分けて3つ。

① 運動・音楽・自己表現をバランスよく伸ばせる

ダンスは、ただ体を動かすだけでなく、
音楽に耳を傾けながら、リズムを感じ、自分の気持ちを動きで表します。

これは、“運動あそび”と“音楽あそび”と“ごっこあそび”が合体したような活動

だからこそ、ひとつの時間の中で
からだ・こころ・表現をバランスよく育てられるんですね。

② “合わせる”と“自分らしさ”を同時に学べる

集団で踊るとき、子どもたちは
「みんなと動きを合わせる」ことも大切にしながら、
「ここは自分で工夫していいんだ」という自由な感覚も味わいます。

これはまさに、幼児期に育てたい
協調性と自己表現力の両立

💬 「じっとするのが苦手な子も、体を動かすと集中できていた」
という声も、現場ではよく聞かれます。

まとめ:ダンスは、子どもの「心と脳を動かすスイッチ」

ダンスって、一見すると「かっこよく踊る」「振り付けを覚える」
そんな“見た目”の印象が強いかもしれません。

でも実は――
その中には、子どもの心と脳を動かす力がぎゅっと詰まっているんです。

音楽を聴いて、リズムにのって、自由に体を動かす。
その“楽しさ”の中で、知らないうちに
集中力や記憶力、感情の表現力まで育っていくなんて、驚きですよね。

💬 「上手に踊れなくてもいい」
その気持ちでスタートできるのが、ダンスの魅力。

むしろ、“楽しめる心”が何よりの財産になるんです。

そして、今のこの体験が、
将来「自分らしく表現できる人」に育つための
小さな一歩になるかもしれません。

焼津中央幼稚園では、子どもたちの
「動きたい!」「表現したい!」という気持ちを大切にしながら、
日々の生活の中でリズムあそびやダンスを取り入れています。

体と心がのびのび育つ時間を、一緒に楽しんでいます🌿

📩「うちの子にも合うかな?」と気になった方は、ぜひ一度ご相談くださいね。
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