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トイレトレーニングが間に合わないかも…?入園前に焦らないためのヒントと幼稚園の対応とは

~目次~

1. 平均的な完了時期は?
 ①データで見る「トイトレ完了時期」
 ②“平均”はあるけど、“正解”はない

2. 幼稚園はどう対応している?
 ①トイトレ未完了でも入園OK
 ②“できるようになるプロセス”を大事にしています
 ③正直に伝えることで、むしろ安心してもらえる

3. “プレッシャーをかけない”トイトレ
 ✅お気に入りのパンツで気分UP
 ✅「出たら教えてくれてありがとう」を習慣に
 ✅目標は“入園までに取ること”じゃなくてもいい

さいごに|焦らず、でも安心できる園選びを

「まだオムツが取れてない…」ママの焦り、ひとりじゃない

「もうすぐ入園なのに…まだトイレでできないんです」

そんなふうに、焦りや不安を抱えているママも多いのではないでしょうか。

子どもが2〜3歳になると、
「そろそろオムツ卒業した?」なんて会話が自然と増えて、
なんだか周りのペースに取り残されたような気持ちになること、ありませんか?

「うちの子だけ間に合ってないのかも…」

でも実は、「入園までに完了していない」状態は、まったく珍しいことではありません。

特にこの時期は、発達のスピードに個人差が大きく出やすく、
焦る気持ちがあっても、子ども自身のタイミングを待つことがとても大切なんです。

この記事では、
トイトレの平均的な完了時期や、幼稚園側の受け入れ体制、
そしてママが少し気持ちをラクにできるヒントをご紹介していきます。

「今はまだできてないけど、それって本当に問題なの?」

そんな疑問を一緒にひもといていきましょう。

1. 平均的な完了時期は?トイトレに関するデータで安心を

「みんなもうパンツなのに…うちだけ遅いの?」

そんなふうに思ってしまうこと、ありますよね。
でも、実際のところ、3歳をすぎてもトイトレが完了していない子は決して少数派ではないんです。

①データで見る「トイトレ完了時期」

たとえば、ベネッセ教育情報サイトの調査によると、
3歳の誕生日を過ぎてもオムツが取れていなかった子は約35〜40%

つまり、3人に1人以上が「まだ完了していない状態」で幼稚園の年少クラスを迎えているんですね。

「そんなに多いんだ…ちょっと安心したかも」

そうなんです。
SNSなどで「トイレ成功!」といった投稿を目にすることもありますが、
それが“当たり前”ではないということ、ぜひ知っておいてほしいなと思います。

②トイレトレーニングに“平均”はあるけど、“正解”はない

たしかに、2歳後半〜3歳前後が“トイトレの山場”といわれることは多いですが、
子どもによって「膀胱が育ってきたタイミング」「言葉で伝えられるようになる時期」はバラバラです。

特に男の子は女の子に比べて少し遅れる傾向があるとも言われており、
焦って急かすよりも、子ども自身の準備が整うのを待つ方が結果的にスムーズということも。

「じゃあ、今できてなくても、本当に大丈夫なの?」

はい。
「できないからダメ」ではなく、
「これからできるようになっていく途中」だと受け止めることで、
親子ともに気持ちがずっとラクになるはずです。

2. 幼稚園はどう対応している?入園後のサポートと現場の声

「オムツがまだ外れてないって、園に伝えたら怒られるかな…?」

こんなふうに不安を感じるママ、実はとても多いんです。
でも、最近の幼稚園や保育施設では、トイレトレーニングが未完了の子への理解がしっかりと進んでいます。

①トイトレ未完了でも入園OKな園は多い

現在では、「入園時点でトイトレが完了していなければNG」という園はほとんどなくなってきました。
むしろ、「入園後に一緒に進めていきましょうね」というスタンスの園が主流です。

とくに年少クラスでは、
最初の数か月はおもらしや失敗があることを前提にした対応がなされており、
先生たちも“トイトレ途中”の子に慣れています。

「ちゃんと伝えていいんだ…少し気がラクになった」

②幼稚園では“できるようになるプロセス”を大事にしています

トイレの間隔が安定していなかったり、
パンツを履いていても自分から伝えられなかったり──

そういう姿も、「今、練習中なんだな」と受けとめる園がほとんどです。

先生たちは、子どもがトイレに行きたそうな様子に気づいたり、
「出たら教えてね」と声をかけたりしながら、“少しずつ”を一緒に積み重ねてくれます。

③正直に伝えることで、むしろ安心してもらえる

「まだオムツです」と伝えることにためらいがあるかもしれませんが、
園としては、その情報がある方がむしろ助かるもの。

事前にわかっていれば、着替えや対応体制を整えておけるので、
子どもにとっても、園での生活がより快適になるんです。

だからこそ、ママも“できてない”ことを責める必要はありません。
「今、練習中です」と伝えるだけで大丈夫です。

3. 家庭でできる“プレッシャーをかけない”トイトレの工夫

「あと数か月で入園なのに…間に合うのかな」

「周りはもうパンツなのに、うちはまだ…」

そんな焦り、つい口には出さずに抱えてしまいがちですよね。
でも、子どもにとって“安心できる環境”の中でのトイトレが、いちばんの近道なんです。

✅お気に入りのパンツで気分UP!

「これ、○○ちゃんが選んだパンツだよ」
そう声をかけながら、一緒にパンツを選ぶだけでも、
“トイレに行く”ことがちょっと楽しいイベントになります。

キャラクター柄や、お気に入りの色のパンツを履いていると、
子ども自身も「パンツぬらしたくないな」という気持ちが芽生えることも。

✅「出たら教えてくれてありがとう」を習慣に

失敗しても怒らず、
「教えてくれてありがとう」「出てスッキリしたね」と言ってあげることで、
“トイレに行くこと=褒められること”という認識につながります。

「でも、全然間に合ってる気がしない…」

焦らなくて大丈夫。今は“成功”より“意識づけ”の時期
「トイレに座るだけでもOK」と考えてみてくださいね。

✅目標は“入園までに取ること”じゃなくてもいい

もちろん、入園前に完了できたらうれしいですが、
本当に大切なのは、子どもが“トイレはこわくない”と思えること。

ママが焦ってしまうと、その気持ちが子どもにも伝わってしまいます。
だからこそ、「少しずつでいいよ」「一緒にやってみようか」という安心感を大切にしてみてください。

さいごに|焦らず、でも安心できる園選びを

トイレトレーニングは、ママにとっても子どもにとっても、
ひとつの“成長のステップ”であると同時に、とても繊細なテーマでもあります。

だからこそ、「できた・できない」ではなく「進んでいる途中なんだ」と思える場所や関わりが大切なんです。

「でも、園によって対応も違うし、正直どう選んでいいのか不安かも…」

そんなときは、
「トイトレが完了していない子への理解があるか」「少人数でしっかり見てくれるか」という視点で園を見てみるのもおすすめです。

🍀たとえば、提携先の保育施設の中には、
入園時点でオムツが取れていなくても受け入れが可能なところや、
子どものペースを大切にした保育をしている場所もあります。

また、少人数制を活かしながら、家庭的な雰囲気の中で
トイトレのタイミングも日々の生活の中で自然にサポートしてくれる環境もあります。

✅「焦らなくて大丈夫だよ」と言ってくれる先生がいる。

✅「ゆっくりでもいいよ」と寄り添ってくれる場所がある。

そんな園との出会いが、ママとお子さんにとっての大きな安心になるはずです。

🌸もし今、入園先を迷っているなら──
“子どものペースに合わせてくれる園”を大切にしてみてください。

私たちの提携園でも、そうした関わりを大切にしています。
気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

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