ブログ

ひらがなが書けないと不安なママへ|先に育てたい力とは

~目次~

1. 「ひらがな、もう読める?」と焦る気持ち

2. 読む・書くより前に育てたい“土台の力”とは
 ✅ 集中して取り組む力
 ✅ 感情をコントロールする力
 ✅ 自分の気持ちをことばで伝える力

3. 焼津中央幼稚園で育てている“見えない力”
 ✅ 自分で考える力を育てる
 ✅ 気持ちを伝え合う経験を大切にする
 ✅ 生活の中で学ぶ力が身につく

4. 焦らず育てる、ママの“見守る力”も大切

「もう“ひらがな”読めるの?」

「うちの子、まだ文字に全然興味がなくて…」

「周りの子は名前を書けるって聞くんです。うちの子、大丈夫かな…」

「大丈夫ですよ。ひらがなよりも、今だから育てられる大事な力があるんです」

年少・年中のころ、
“ひらがなを覚える時期”というイメージに追われて、
つい早く文字を教えなきゃと焦ってしまうこと、ありませんか?

でも実は、就学前に本当に大切にしたいのは、
「読める」「書ける」よりももっと土台となる力。
子どもが自分らしく伸びていくために欠かせない、“心と生活の基礎”です。

1. 「ひらがな、もう読める?」と焦る気持ち

「まだ“あ”も書けないんです…」

「年少さんでも書ける子がいるって聞くと、焦ってしまって…」

「まわりと比べちゃいけないって分かってるけど、やっぱり気になってしまうんです」

「その気持ち、よくわかります。でも、比べるよりも“その子のペース”を見てあげることが大事なんですよ」

最近は、SNSや周りのママ同士の会話で
「もうひらがな読めるよ」「名前書けるようになったよ」
という声を聞く機会も多くなりました。

そんな中で、「うちの子は…?」と不安になるのは自然なことです。

でも、文字や数字が早くできる=優秀、ではありません。
就学前に本当に育てておきたいのは、“表に見えにくい力”なのです。

✅ 話を最後まで聞く力

✅ 自分の気持ちをことばで伝える力

✅ 人の話に耳を傾ける力

✅ 集中して取り組む姿勢

こういった力が、読み書きや学びの土台となっていきます。

焦らなくても大丈夫。
まずは、子ども自身が「自分でやってみたい」と思える心を育てること。
それが、すべての“できる”につながっていく一歩です。

2. 読む・書くより前に育てたい“土台の力”とは

「ひらがな、まだ読めなくてもいいんですか?」
そんな質問をよくいただきます。

「やっぱり小学校までに文字は覚えておかないとって思ってて…」

「もちろん大切ですが、それ以上に“読む・書く”を支える力を育てることが先なんです」

たとえば、こんな力が“土台”になります。

✅ 集中して取り組む力

絵本を最後まで聞ける、遊びに夢中になれる、工作にじっくり向き合える…。
これが、のちの“学ぶ姿勢”につながります。

✅ 感情をコントロールする力

悔しい気持ちを切り替えたり、相手の気持ちを考えたり。
心の安定は、新しいことに挑戦するエネルギーにもなります。

✅ 自分の気持ちをことばで伝える力

「いや」「やりたくない」「手伝って」など、
素直に気持ちを出せることは、安心して学べる環境をつくるカギです。

こうした“非認知能力”は、
テストの点数には表れにくいけれど、
将来にわたって子どもを支えてくれる
とても大切な力。

そしてそれは、特別な教材やお勉強ではなく、
日々の遊びや生活の中で、少しずつ育っていくものです。

「書けること」よりも、
「書いてみたいと思える心」を大切に。
それが、文字や数の理解へ自然につながっていく第一歩なのです。

3. 焼津中央幼稚園で育てている“見えない力”

焼津中央幼稚園では、
「ひらがなを覚えること」よりも、
その前段階となる“心と体の準備”を大切にしています。

「子どもたちは“遊び”の中でこそ、一番深く学び、育っていくんです」

✅ 自分で考える力を育てる

おままごとやブロック遊び、
友達とのごっこ遊びの中で、子どもたちは「どうしよう?」「こうしたい!」をくり返しています。
これが**“思考力”や“創造力”の芽生え**になります。

✅ 気持ちを伝え合う経験を大切にする

「貸して」「イヤだよ」「順番だよ」――
そんな日常のやりとりの中に、言葉の発達や人間関係の土台があります。

ときにはトラブルもありますが、
その都度先生が間に入りながら、
「どうしてイヤだったのか」「どうすればよかったのか」を一緒に考えます。

そうすることで、子どもたちは
“文字”ではなく“対話”を通して、言葉の力を自然に身につけていくのです。

✅ 生活の中で学ぶ力が身につく

お片づけをする、服をたたむ、靴を揃える――
そんな日々の生活習慣の中にも「見えない学び」が詰まっています。

✅ 順序立てて行動する

✅ 最後までやり遂げる

✅ 自分のことは自分でする

これらの力は、のちの学習習慣や自己管理の力に直結します。

焼津中央幼稚園では、
「今しか育てられない“土台の力”」を、
子どもたちの“やりたい”気持ちを尊重しながら、日々の保育の中で丁寧に育んでいます。

焦らず育てる、ママの“見守る力”も大切

「まだ名前も書けないなんて…」
「ちゃんと小学校に入れるのかな…?」

そんな不安がふと湧いてくること、ありますよね。

「まわりの子と比べて、つい“できないこと”ばかり目についてしまって…」

「“今はまだ”できないだけ。焦らなくて大丈夫ですよ」

子どもの成長には、その子なりの“タイミング”があります。
ひらがなだって、数字だって、
興味がわいたときにぐんと伸びることがほとんどです。

だからこそ、今は“土台づくりの時期”。

✅ 毎日元気に遊べている

✅ 自分の気持ちを少しずつ言えるようになってきた

✅ 先生やお友達と関わる姿が増えた

そんな“目には見えにくいけれど確実な成長”を、
ママがそっと見つけてあげてください。

それこそが、「見守る力」。
ママのそのまなざしが、子どもの安心につながり、
やがて「やってみたい」「できるようになりたい」という気持ちを育てていきます。

焼津中央幼稚園では、
一人ひとりの成長のペースを大切にしながら、
“焦らず、しっかり育つ”保育を心がけています。

ひらがなは、いつかきっと覚えます。
でも、「自分を信じる力」や「挑戦する気持ち」は、今だからこそ育てられるのです。

🍀見学やご質問はいつでも歓迎しています。
ぜひこちらからお問い合わせくださいね。
👉お問い合わせフォーム

#ひらがな教育 #幼児期の育ち #非認知能力 #幼児発達 #就学前教育 #子どもの土台作り #焦らない子育て #新米ママ悩み #焼津中央幼稚園 #幼稚園保育内容