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「公立と私立って何が違うの?」幼稚園選びに迷うママが知っておきたい5つのポイント

~目次~

1. 制度的な違い
 ①保育料や費用の違いは?
 ②募集時期や入園条件にも差が

2. 保育・教育内容の違い
 ①公立は「地域と一緒に育つ」
 ②私立は「園ごとのカラー」がはっきり

3. 配置・環境・雰囲気の違い
 ①公立はベテランが多い
 ②私立は熱意ある先生が多い

4. “家庭のライフスタイル”で決める
 ✔通園時間・預かり保育の違いにも注目
 ✔子どもの個性や性格との相性も大切

さいごに|「ここがいい」と思える場所

「公立と私立、どう選べばいいの?」というモヤモヤ

「そろそろ幼稚園を考えなきゃ…」
そう思って調べ始めると、最初にぶつかるのが…

「公立と私立って、結局どう違うの?」という壁。

「なんとなくイメージはあるけど、比べるのがむずかしい…」

費用のこと、教育内容、預かり時間、先生との関わり方。
どれも気になるけど、はっきりとした違いがわかりにくくて、
「このままなんとなく決めちゃっていいのかな…」と不安になることもありますよね。

でも実は、“どちらが良いか”ではなく、“うちに合っているのはどちらか”
という視点で見ると、園選びがぐっとしやすくなるんです。

この記事では、
公立と私立のちがいを整理しながら、
あなたとお子さんにとっての「ちょうどいい園」を見つけるヒントをお届けします。

1. 運営主体が違うことで生まれる制度的な違い

まず大きな違いのひとつが、「誰が運営しているか」という点です。

公立の幼稚園は、自治体(市や町)が運営していて、
一方で私立の幼稚園は、学校法人や宗教法人などが独自に運営しています。

「それって、どう影響するの?」

じつはこの違いが、保育料や入園方法、通えるエリアなどに関わってくるんです。

①保育料や費用の違いは?

2020年から、幼児教育の無償化がスタートしたことで、
公立・私立ともに3〜5歳児の保育料は原則無料になりました。

とはいえ…

「あれ?“私立の方が高い”ってよく聞くけど…?」

それは、制服代・教材費・給食費・行事費・バス代など、
保育料とは別に発生する費用が園によって異なるからなんです。

特に私立は、園の特色や取り組みによって追加費用が出やすい傾向にあります。

②募集時期や入園条件にも差が

公立の幼稚園は、住んでいる地域で通える園が限られていることが多く、
市区町村のスケジュールに沿って出願・抽選が行われます。

一方、私立は園ごとに募集時期や面接内容が異なり
見学や説明会の時点で「うちの子に合いそうか」を感じ取りやすいのが特徴です。

「どちらかというと、“選ぶ”というより“選ばれる”って感じかも…?」

そう感じる方もいらっしゃいますが、
最近は私立でも定員に余裕がある園も多く
保護者のライフスタイルに合わせて選ばれる時代になってきています。

2. 保育・教育内容の違い|
自由度とカラーが出るポイント

「子どもには、のびのび育ってほしい」
「でも、ちょっとは“お勉強”もしてくれたらうれしいな…」

そんな気持ち、すごくよく分かります。
実は、公立と私立の違いって、園で過ごす“中身”にもけっこう差があるんです。

①公立は「地域と一緒に育つ」ベーシックなスタイル

公立幼稚園では、文部科学省が定めた教育要領に基づいて、
どの園でもある程度統一されたカリキュラムで保育が行われています。

活動内容は、製作、自由遊び、季節の行事などが中心で、
先生たちも「その子のペース」を大切にしながら関わってくれます。

地域とのつながりも深く、
地元の小学校との連携や、地域行事への参加など、
“まちぐるみで子どもを育てる”ようなあたたかさがあるのも公立ならではです。

②私立は「園ごとのカラー」がはっきりしている

一方で私立幼稚園は、各園が独自の教育方針をもっているため、
プログラムの内容やアプローチの仕方に個性が出やすいのが特徴です。

たとえば…

・英語やリトミックを取り入れている園

・体操教室やダンスレッスンがある園

・食育や自然体験を大切にしている園

など、“学び”と“遊び”が自然に混ざり合った日常が用意されていることも多くあります。

「うちの子、好奇心旺盛だから、いろんな体験ができる園もいいなぁ」

そんなふうに思ったときは、
私立の中から自分たちの希望に合う方針の園を探すのもひとつの方法です。

もちろん、どちらが優れているという話ではありません。

大切なのは、
「うちの子にはどんな環境が心地よいか」
「どんな日々を過ごしてほしいか」という視点。

それによって、公立のやさしい流れが合う子もいれば、
私立のメリハリある日常が楽しく感じる子もいます。

3. 先生の配置・環境・雰囲気の違いもチェック

園選びをするとき、「どんな先生がいるのか」って気になりますよね。

「先生の雰囲気で園の印象が変わるって、よく聞くし…」

実際、先生との相性や雰囲気が、お子さんの“園生活の安心感”に直結することも少なくありません。

①公立は「ベテランが多く安定感も」

公立幼稚園では、教員免許を持った先生が配置され、
基本的には自治体の人事によって配属が決まります。

そのため、

・年齢層が幅広く、経験豊富な先生が多い

・転勤はあるものの、教育スタイルに一貫性がある

・公務員としての安定した立場で働く先生が多い

という特徴があります。

「落ち着いた空気感の中で、ゆったり関わってくれる先生が好き」
というご家庭には、公立の雰囲気が合うことも。

②私立は「園の理念を共有した熱意ある先生が多い」

私立園では、園の方針に共感して働いている先生が多いため、
子どもとの関わり方にも“その園らしさ”がにじみ出ることがよくあります。

また、若手〜中堅まで年齢層はさまざまですが、
日々のカリキュラムやイベントを通して
活気ある雰囲気が感じられる園も多いです。

「若い先生が多いってちょっと不安かも…?」

たしかにそう感じる方もいますが、
逆に「元気いっぱいで、子どもがすぐなついた」という声もよくあります。

4. どちらが合うかは“家庭のライフスタイル”で決める

公立と私立、どっちがいいのか――
結局のところ、“正解”は人によって違います。

「選ぶのがますます難しくなってきたかも…」

でも、だからこそ考えてほしいのが、
「わが家にとってちょうどいいのはどっち?」という視点です。

✔ 通園時間・預かり保育の違いにも注目

共働き家庭にとっては、預かり時間の長さや延長保育の有無は大きなポイント。

私立の方が「朝から夕方まで預かりOK」「長期休暇中も対応」といった柔軟な体制をとっていることが多く、
働くママパパの強い味方になる場面もあります。

一方、公立は預かり時間が短めだったり、
長期休暇中の預かりがなかったりするケースも。

「親の働き方」と「園の体制」がフィットしているか、確認しておくのがおすすめです。

✔ 子どもの個性や性格との相性も大切

・お友達と遊ぶのが大好きな子

・マイペースに過ごしたい子

・好奇心旺盛でいろんな体験をしたい子

どんな子でも、その子らしくいられる環境が一番です。

「うちの子、ちょっと引っ込み思案で…大丈夫かな」

そんな子こそ、少人数の私立園や、先生との距離が近い園だと、
安心して過ごせることもあります。

反対に、公立の「地域に馴染んだ穏やかな雰囲気」が合う子もたくさんいます。

“私たちの暮らし方”と“この子の個性”。
このふたつに目を向けていくと、
公立か私立かという選び方だけじゃなく、
「この園がいいな」と思える出会いに近づけるはずです。

さいごに|「ここがいい」と思える場所で、親も安心できる選択を

公立と私立――それぞれの特徴を知っていくと、
「どっちがいい」ではなく、「うちにはどっちが合う?」という目線が見えてきます。

「なんとなく不安だったけど、ちょっとスッキリしたかも…!」

そう感じてもらえたなら、きっともう、
お子さんのために“ちゃんと選ぼう”としている姿勢そのものが、大きな一歩です。

とはいえ、パンフレットやサイトだけでは分からないこともたくさんあります。

だからこそ、見学や体験の機会がある園を訪れてみるのがおすすめです。
先生や子どもたちの雰囲気、施設の空気感―
実際に見て触れることで、「あ、ここかも」と思える瞬間があるかもしれません。

ちなみに、「うちの暮らしに合う私立園ってあるかな?」と感じた方へ―

たとえば、預かり保育にも力を入れ、英語や運動、音楽といったカリキュラムもバランスよく取り入れている園もあります。
親の働き方や子どもの好奇心、どちらにも寄り添ってくれるような園が、地域にあるかもしれません。

そのひとつとして、焼津市の「焼津中央幼稚園」も選択肢のひとつとして知っていただけたら嬉しいです。

まずは気軽に園の雰囲気を知ってみたいという方は、
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「ここなら大丈夫」そう思える園と出会えますように。
ママもパパも、きっとその気持ちが一番の選び方です🍀

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