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園での「お店屋さんごっこ」が就活に効く?非認知スキルの育て方

~目次~

①「非認知能力」ってなに?
②お店屋さんごっこで育つ力とは?
✔ 役割を理解し、表現する
✔ 誰かと協力してつくる
✔ 失敗しても繰り返す
✔ “お金”や“モノ”のやり取りを体験
③ママの心の声に答えるQ&A
まとめ

🌼はじめに:「ごっこ遊びって、ただの遊びじゃないんです」

「今日は幼稚園で“お店屋さんごっこ”したの!」
そんな報告を聞くと、なんだか微笑ましくなりますよね。

でもその一方で…

「それって、ただの遊びでしょ?」

「楽しそうだけど、学びにはつながってるのかな…?」

そんなふうに感じたことはありませんか?

実は最近、
この“ごっこ遊び”が、子どもの将来に深く関わる力を育てている
ということが、教育現場や脳科学の分野でも注目されているんです。

しかもこの力、
実は今、就職活動やキャリアの場面でも評価される時代になってきています。

今回は、焼津中央幼稚園でも大切にしている「お店屋さんごっこ」をテーマに、
子どもたちが楽しみながらどんな力を育んでいるのか、
お話ししていきますね😊

① 「非認知能力」ってなに?
【いま注目されている力】

「非認知能力(ひにんちのうりょく)」――
最近よく聞くようになったこの言葉。
でも、なんとなく難しそうでピンとこない…という方も多いかもしれません。

「テストでは測れない力…って、結局どういうこと?」

非認知能力とは、
点数や成績では見えないけれど、人生を豊かに生きていくために欠かせない力のことを指します。

たとえば…

・自分に自信を持つ力
(自己肯定感)

・うまくいかなくてもあきらめない力
(やり抜く力)

・相手の気持ちを考えられる力
(共感・協調性)

・アイデアを形にする力
(創造力)

・思いや考えを伝える力
(コミュニケーション力)

こうした力は、大人になってからも
仕事や人間関係、人生のいろんな場面で土台となってくれるものなんです。

文部科学省の資料や、
OECD(経済協力開発機構)の教育調査でも、
これからの時代に必要なのは、
「知識やスキル」だけでなく、「人間としての力」だと明記されています。

しかも最近の調査では、
企業が採用で重視しているのも、まさにこの非認知能力

「一緒に働きたい」と思われるのは、
点数が高い人よりも――
協力できる人、自分で考えて動ける人、あきらめない人なのです。

「でも、それってまだまだ先の話では…?」

そう感じたママへ。
実はこの力こそ、幼児期から自然に育てていくのがいちばんの近道なんです😊

次は、そんな非認知能力を“遊びの中”で育てる具体的な方法として、
「お店屋さんごっこ」にどんな効果があるのかを見ていきましょう🍎

② お店屋さんごっこで育つ力とは?

「いらっしゃいませ〜!」
「これください!」
子どもたちのにぎやかな声が飛び交う、お店屋さんごっこ。

大人から見ると“かわいらしいごっこ遊び”に見えるかもしれませんが、
実はその中には、非認知能力のエッセンスがぎゅっと詰まっているんです。

✔ 役割を理解し、表現する

店員さん・お客さん・商品づくり…
それぞれの役割を想像しながら行動することで、
想像力・言語力・自己表現力が育ちます。

✔ 誰かと協力してつくる

「どう並べよう?」
「交代しようか?」など、
友だちと意見を交わしながら遊びを進めることで、
社会性・協調性・責任感が自然と育まれていきます。

✔ 失敗しても繰り返す

商品が倒れた、売れなかった、言葉に詰まった…。
でも子どもたちは何度でも挑戦します。

この「またやってみよう」の気持ちが、
粘り強さややり抜く力へとつながっていくのです。

✔ “お金”や“モノ”のやり取りを体験

数のやり取りや順序立てた流れを体感することで、
数量感覚や段取り力も楽しく身につきます。

💬 「そんなにいろいろ学べるんだ…!」
――そう思われたママも、きっと多いはず。

でもこの遊びの最大の魅力は、
“楽しいからこそ、自然に身につく”という点。

「やらされる」のではなく、
「自分からやってみたい!」という気持ちが、
一番大きな学びを引き出してくれるんです🌼

次は、よくあるママの疑問や、
この遊びがどんなふうに将来につながっていくのかをご紹介します。

③ ママの心の声に答えるQ&A

お店屋さんごっこが大切――そう聞いても、
すぐにピンとこないママもいらっしゃるかもしれません。

ここでは、よく聞かれる“心の声”にお答えしていきますね😊

「うちの子、人前で話すのが苦手で…」

わかります。
大人でも人前ってちょっと緊張しますよね。

でも、ごっこ遊びのすごいところは、
「遊びだからこそ、自然にチャレンジできる」という点。

「セリフを言おう」
「役になりきろう」といった強制ではなく、
「なんとなくやってみたくなる」
「お友だちが楽しそうだから一緒に」がスタート。

それが、無理なく“人前で表現する力”を育てる第一歩になります。

「“将来に役立つ”って言っても、まだ園児だし…」

そう思いますよね。
でも、だからこそなんです。

非認知能力は、一夜漬けでは育ちません。
「楽しい」
「やってみたい」
「なんとなく好き」
そんな気持ちを土台に、ゆっくり育つ力なんです。

たとえば「自己肯定感」や
「やり抜く力」は、小学生以降の学びにも直結するだけでなく、
思春期や大人になってからの“折れない心”のもとになります。

遊びを通して楽しんで育つ今の時期こそ、
非認知能力を伸ばす“黄金期”なんですね。

「本当に就活とかに関係あるの…?」

実は、かなり関係あるんです。

たとえば、経団連の採用に関する調査では、
企業が重視するポイントとして上位に挙げているのが:

・主体性
・協調性
・コミュニケーション能力

つまり、テストの点数や知識よりも
“人としての力”を重視する流れが強まっているんです。

この「人としての力」は、
小さなころの“ごっこ遊び”や“友だちとのやり取り”の中で
芽を出し始める力。

お店屋さんごっこは、
その力を“遊びの中で自然に育てる”最高の環境なんですね。

次は、焼津中央幼稚園で行っている「お店屋さんごっこ」の取り組みを通して、
こうした力がどのように育まれているかをご紹介します✨

まとめ:「遊び」の中にある“将来の土台”

将来の力は、特別なトレーニングから生まれるとは限りません。

むしろ――
「やってみたい!」と思った遊びの中で、自然に育っていくもの

お店屋さんごっこのような体験には、
将来「人と関わる力」や「自信を持って表現する力」につながる、
たくさんのヒントが詰まっています。

今しかできない“遊び”の中にこそ、
子どもたちの未来を育てる栄養があるのかもしれませんね🌱

こうした非認知能力を育む環境づくりは、さまざまな幼稚園・保育園でも大切にされています。
焼津中央幼稚園でも、その取り組みのひとつとして日々実践しています。

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