~目次~
① そもそも「体幹」ってなに?
② 園児の体幹が弱いとどうなる?
③ ママのよくある疑問Q&A
・難しいことしなきゃダメ?
・集中力にも影響するって本当?
・幼稚園で体幹って育ててるの?
④ 日常のあそびでじゅうぶん育つ!
まとめ
「なんだか、転びやすい…?」から気づく“体の土台”
「また転んじゃったの?」
「椅子に座ってても、すぐクネクネ…」
子どもを見ていて、そんな場面にハッとしたことはありませんか?
💬 「もしかして、運動神経が悪いのかな…?」
💬 「注意力がないのかも…?」
そう感じるママも少なくないかもしれません。
でも実は、そんな様子の背景にあるのが――“体幹”の弱さなんです。
体幹とは、体の「芯」となる部分。
お腹や背中、腰まわりなど、体の中心を支える筋肉や機能のことを指します。
最近ではこの“体幹”が、転びにくさ・姿勢の安定・集中力の持続など、
子どもの発達においてとても重要だと注目されているんです。
今回は、日々のあそびの中でできることや、園での取り組みにも触れていきます✨
「ちょっと気になるかも…」という方も、
気軽に読める内容になっていますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

① そもそも「体幹」ってなに?
【子どもの発達との関係】
“体幹(たいかん)”という言葉、最近よく聞くようになりましたよね。
でも、なんとなく「運動が得意な人が鍛えるもの」というイメージがあるかもしれません。
💬 「子どもに“体幹”なんて必要なの…?」
そんなふうに思ったママも、実は多いんです。
体幹とは、お腹・背中・腰まわりなど、体の中心を支える部分のこと。
わかりやすく言えば、「人間の土台」のようなもの。
この部分が安定していることで、手足をスムーズに動かしたり、
姿勢を保ったりできるんですね。
たとえば…
こうした動きや状態の裏には、体幹のはたらきが関係しています。
最近では、小児整形外科や発達支援の分野でも、
「幼児期の体幹発達」が重要視されるようになってきました。
とくに、体幹が不安定な子どもには
・転びやすい
・椅子にまっすぐ座っていられない
・集中が続かない
・運動のときに力がうまく伝わらない
といった特徴がみられることも多いと言われています。
体幹は、“運動神経”とはまた違った話。
体の軸が安定してこそ、動きも心も整いやすくなるんですね。
次は、体幹が弱いとどんな影響が出やすいのか?
実際の例や保育現場での気づきも交えて、もう少し詳しく見ていきましょう✨

② 園児の体幹が弱いとどうなる?
【ケガ・姿勢・集中力との関係】
「よく転ぶなぁ…」
「座ってると、すぐクネクネ動いてる」
「遊び始めても、すぐに疲れちゃう」
そんな日常の“ちょっとした気づき”、
実は体幹の発達が関係していることがあるんです。
体幹がまだしっかり育っていないと、子どもにはこんな様子が見られやすくなります👇
・つまずきやすい、転びやすい
・姿勢が崩れやすく、椅子にじっと座っていられない
・走るときに体が左右にぶれてしまう
・体の使い方がぎこちなく、遊んでいても疲れやすい
・見た目では元気だけど、動きに“安定感”がない

「うちの子、落ち着きがないだけだと思ってた…」
もちろん性格的なこともありますが、
体の中心が安定しないと、そもそも“じっとする”のが難しいこともあるんです。
最近では文部科学省の調査でも、
「体力の低下傾向」や「姿勢保持の困難さ」が指摘されており、
その背景のひとつとして体幹の弱さが影響していると考えられています。
また、保育現場の観察でも、
“姿勢が安定している子”ほど、制作や話を聞く活動のときに集中が長く続きやすい
という傾向が報告されています。
つまり、体幹は「動く力」だけでなく、
“じっとする力”や“心の落ち着き”にも直結しているんですね。
次は、そんな大切な体幹を、ママが気負わずに育てられるよう、
よくある疑問に答えながら、遊びの中での取り入れ方をご紹介していきます!


③ ママのよくある疑問Q&A
「体幹が大事っていうけど、うちの子にも関係あるのかな…?」
そんなふうに感じたママのために、よくある質問をピックアップしてみました💬
「体幹トレーニングって、難しいことしなきゃダメ?」



いえいえ、大丈夫です。
体幹を育てるのに、特別なトレーニングは必要ありません。
むしろ、子どもにとっては“遊びの中で自然に身につける”ことがいちばん。
たとえば…
・平均台を渡る
・ケンケンパや片足立ちあそび
・音楽に合わせてのリズム体操
・ゆらゆら揺れるマットやバランスボールでごろごろ転がる
こうした動きの中に、体の軸を安定させる“ヒント”がたくさん詰まっているんです。
「姿勢が悪いと、集中力にも影響するって本当?」



はい、これは実際に保育や教育現場でもよく見られる現象です。
体幹が弱いと、椅子に座っているときに体がグラグラしたり、
書く手がうまく動かせなかったりすることがあります。
そうなると、どうしても注意がそれてしまい、
作業の持続や話を聞く集中力にも影響が出やすくなるんですね。
「姿勢がよい=見た目」ではなく、
“集中しやすい状態”をつくる土台としても大切なんです。
「幼稚園で体幹って育ててるの?」
最近では、園の活動にも“体幹づくり”が自然と組み込まれているところが増えてきています。
とくに、
など、楽しみながら体を使う時間がしっかり確保されている園も多く見られます。
たとえば、外部から講師を招いて、
月に1回の運動あそびの時間を設けているところもあります。
こうした取り組みは、子どもが無理なく体の使い方を学ぶきっかけになっているようです。
次は、家庭や園での“何気ないあそび”の中で体幹を育てるヒントを、もっと具体的にご紹介していきます😊


④ 日常のあそびで“体幹”はじゅうぶん育つ!
「体幹を育てるって、やっぱり特別な体操とか必要なのかな…?」
そう思ったママへ。
実は、日常のあそびの中にこそ、体幹を育てるチャンスがたくさんあるんです😊
たとえば、こんな動き👇
・その場でジャンプしたり、飛び越えたり
・手足を使ってくまさん歩き🐻
・平均台やフープを使ってバランスをとる
・音楽に合わせて全身でリズムを感じるリズム体操
どれも、子どもが「やってみたい!」と思えるあそびばかりですよね。
こうしたあそびを通して、
自然とお腹や背中の筋肉が使われ、バランスをとる力が育っていきます。
ポイントは、「姿勢を正しなさい」より「楽しく動こう」という声かけ。



「鍛える」より「感じる」ことが大事なんですね。



そうなんです。
筋トレのような運動ではなく、
“バランス”と“遊び”を組み合わせた体験が、子どもにはぴったり。
おうちでも手軽にできる動きもあります👇
・足踏みリズム運動:
音楽に合わせてその場で足踏み。
テンポを変えると体の軸を意識する練習に。
・しゃがみバランス:
しゃがんだまま10秒キープ!
ぐらつかないように遊び感覚で挑戦♪
・くるくるまわってピタッ!ゲーム:
回ったあとに止まる、というバランス力のあそびも◎
こうして楽しみながら動くことで、
「気づいたら姿勢がよくなっていた」
「疲れにくくなった」という変化につながることもあります。
最後は、体幹を育てる意味をもう一度振り返りながら、
なぜ今この時期に大切にしたいのかを、まとめていきますね✨


まとめ:「姿勢がよくなる」だけじゃない、“体の芯”を育てる理由
“体幹を育てる”というと、
「姿勢をよくするためのもの」と思われがちですが、
それだけではありません。
体の芯がしっかりしてくると
など、日常生活のいろんな場面でプラスの変化が見られるようになります。
💬 「うちの子、落ち着かなくて…」
そんな不安の裏側にも、
体幹がまだ発達途中なだけ、ということがあるかもしれません。
だからこそ、幼児期には――
がんばるより、楽しく体を動かすこと。
遊びの中で「自分の体を感じて動かす」経験をたくさん重ねていくことが、
これからの心と体の“土台づくり”につながっていきます。
「じっとできる子」よりも、
「自分の体をのびのび使える子」になるために。
今日から少しだけ、遊びの中に“体幹を育てる視点”を加えてみてはいかがでしょうか😊
焼津中央幼稚園では、
体幹やバランス感覚を育む遊びや活動を、日々の保育の中に無理なく取り入れています。
「どんなことをしてるの?」
「うちの子に合うかな?」と感じた方は、
ぜひ一度、園の雰囲気を見にいらしてくださいね😊
📩 お問い合わせ・見学のお申し込みはこちらから
👉 https://www.yaizuchuo.ed.jp/info/


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