~目次~
1. 知育玩具が良いって聞くけど…使いすぎてない?
2. 知育玩具の役割と限界
3. 子どもが本当に育つ環境とは?
✅ 体をいっぱい使って遊ぶ
✅ 五感を使った体験を重ねる
✅ 人とのやりとりで育つ力
4. 「がんばりすぎない知育」のすすめ
「これで合ってるのかな…」
「本当に、このおもちゃで“賢く”なるのかな…」
知育玩具を選ぶとき、
そんなふうに不安になることはありませんか?
最近は、“3歳までが勝負”なんて言葉や、
「◯歳からこれをやらせると良い」なんて情報が溢れていて、
新米ママほど、焦りやプレッシャーを感じやすい時代かもしれません。

「うち、家じゅう知育玩具だらけで…これ、やりすぎですか?」



「いえいえ!でも、“おもちゃだけに任せない”ことが一番大事ですよ」
知育玩具は、確かに発達をサポートしてくれる心強い味方。
けれど、“それだけ”では子どもの成長は広がらないというのも事実です。
この記事では、知育玩具に対する不安やモヤモヤを一度整理しながら、お伝えしていきます。


1. 知育玩具が良いって聞くけど…使いすぎてない?
「脳が発達する」
「将来の学力につながる」
そんなフレーズにひかれて、知育玩具を買い集めた…というママは少なくありません。
特に初めての育児だと、
「この時期に何を与えるべきか」
「発達に遅れが出たらどうしよう」
そんな不安から、“育児の正解”を探すようにおもちゃを選んでしまうこともあります。



「みんな使ってるし、やらないと取り残されそうで…」



「その気持ち、すごくよく分かります。
でも、“やらなきゃ”より“楽しもう”でいいんですよ」
知育玩具自体が悪いわけではありません。
むしろ、うまく使えば子どもの発見や興味を引き出すきっかけになります。
ただし、それが「与えておけば安心」「勝手に育つだろう」という発想になってしまうと、
本来育つはずの「関わり」や「体験」が少なくなってしまうかもしれません。
おもちゃはツール。
その子の心や体を育てるのは、ママや周りの大人との関係性です。
焦らなくて大丈夫。
必要なのは、“全部そろえること”ではなく、一緒に楽しむことなんです。


2. 知育玩具の役割と限界
知育玩具には、確かに素晴らしい側面があります。
色や形を認識したり、指先を使ったり、
想像力を育むための仕掛けがたくさん詰まっています。



「知育玩具って、”遊びながら学べる”のが魅力ですよね」
だからこそ、上手に取り入れれば、
子どもの発達をサポートする心強いアイテムになります。
けれど――
忘れてはいけないのが、知育玩具は“道具”であって“先生”ではないということ。
どんなに優れたおもちゃでも、
それだけで子どもが勝手に考えたり、感じたり、伝えたりできるようになるわけではありません。
✅ 一人で黙々と操作する
✅ 「やらされている」感じで遊ぶ
✅ すぐに飽きてしまう
そんな姿が増えてきたら、知育から“知識遊び”になってしまっているサインかもしれません。
一番大切なのは、
子ども自身が「やってみたい!」と思う気持ちと、
それに寄り添う大人のまなざしです。
つまり、知育玩具はあくまで“きっかけ”。
本当の学びは、そのあとにある「関わり」や「体験」の中で広がっていくのです。


3. 子どもが本当に育つ環境とは?
知育玩具も便利だけれど、
実は子どもがいちばん力を伸ばせるのは…
“日常の中にある、ふつうの経験”だったりします。



「特別な教材よりも、何気ない遊びや関わりの中に“育ちのタネ”がたくさんあるんですよ」
たとえばこんな経験が、子どもの成長を支えてくれます。
✅ 体をいっぱい使って遊ぶ
全身を動かして走ったり、跳んだり、よじ登ったり。
こうした活動は、運動能力だけでなく脳の発達にも直結しています。
✅ 五感を使った体験を重ねる
土に触る。水で遊ぶ。お花の匂いをかぐ。
本物の感触や匂いは、デジタルおもちゃでは得られない深い学びになります。
✅ 人とのやりとりで育つ力
「ありがとう」「貸して」「やだよ」
大人や友達との関わりの中で、気持ちを伝える力や社会性が少しずつ育っていきます。
焼津中央幼稚園でも、
“教える”のではなく“体験させる”ことを大切にしています。
子どもたちが夢中で遊びながら、
自分で気づき、考え、伝える力を育てていけるような環境づくりを心がけています。
おもちゃを与えることももちろん大切。
でもそれ以上に、「子どもが動きたくなる・感じたくなる」環境こそが、
本当の意味での“成長の土台”になるのです。


4. 「がんばりすぎない知育」のすすめ
知育玩具をそろえて、子どもに合った遊びを考えて、
日々の成長を気にして…。
気づけば、ママが一番がんばりすぎていませんか?



「“ちゃんと育てなきゃ”って思ってばかりで、正直つかれてしまって…」



「だいじょうぶ。ママが笑っていれば、それだけでお子さんは安心できるんです」
知育って、
“何を与えるか”よりも、
“どう関わるか”のほうがずっと大切。
おもちゃの種類や数ではなく、
✅「一緒に遊ぶ」
✅「気持ちを共感する」
✅「できたね!」と声をかける
――そんな小さなやりとりこそが、一番の知育になります。
だから、比べなくていいんです。
まわりの家庭やSNSの投稿に惑わされる必要はありません。
子どもが安心して笑える場所、
ママがリラックスして関われる時間、
そして、好きなことに夢中になれる環境。
それこそが、“知育玩具以上に子どもを育てる力”なのです。
焼津中央幼稚園では、
ご家庭での育ちと園での経験が自然につながるよう、
一人ひとりの子どもの「好き」や「夢中」に寄り添う保育を大切にしています。
「がんばらない知育」も、立派な愛情。
その想いを、一緒に育てていきませんか?
🍀見学やご質問はいつでも歓迎しています。
ぜひこちらからお問い合わせくださいね。
👉お問い合わせフォーム


#知育玩具 #知育玩具頼りすぎ #子どもの成長環境 #新米ママ育児 #幼児発達 #遊びと学び #五感体験 #育児不安 #焼津中央幼稚園 #がんばらない知育
