~目次~
① 成長の変化として自然なこと
② お昼寝をしない子のよくある理由
生活リズム・体力・刺激の増加
よくある理由
③ 家庭でできる睡眠リズムの整え方
大事なのは“夜の睡眠”
就寝時間を一定にする
夕方に強い刺激を与えすぎない
夕方の仮眠は短時間にする
夕食・入浴の時間を固定する
④ 家庭でできる“休息時間”の作り方
眠らなくても休む時間は大切
絵本タイム
静かな遊び
音楽を聴く
一人遊び
まとめ
「最近、うちの子…お昼寝しないんです」
幼稚園に通い始めてしばらくすると、
そんな声を保護者の方から聞くことがあります。
以前はお昼ごはんのあとに、
ぐっすり眠っていたのに…。
最近は布団に入っても、目がぱっちり。
「これって大丈夫なのかな?」
と心配になるママも多いのではないでしょうか。

先生、うちの子、お昼寝を全然しなくなってしまって…。
疲れてないのかなって心配で

実は、幼稚園の年齢になると
お昼寝をしなくなる子も少なくないんですよ

そうなんですか?
お昼寝しないと体に良くないのかなって思っていました

大切なのは
“昼寝をするかどうか”より、
一日のトータルの睡眠時間なんです
幼児期は、体力も生活リズムも
少しずつ変化していく時期。
お昼寝をしないこと自体が、
必ずしも問題というわけではありません。
この記事では、
幼稚園児がお昼寝をしなくなる理由や、
家でできる睡眠リズムの整え方について、
データや専門機関の情報も交えながら
お伝えしていきます。

① 実は“成長の変化”として自然なこと
「幼稚園に入ったら、お昼寝をしなくなった」
そんな変化に戸惑うママも少なくありません。
でも実は、幼児期は年齢とともに
睡眠リズムが変わっていく時期。
幼稚園児くらいになると、
体力がついてきて、
お昼寝をしなくなる子も
少しずつ増えていきます。
例えば、アメリカ睡眠医学会(AASM)の
ガイドラインでは、
3〜5歳の子どもに必要な睡眠時間は
「10〜13時間」とされています。
つまり、
夜しっかり眠れていて、
トータルの睡眠時間が確保されているなら、
昼寝をしなくても
大きな問題はないと考えられています。
もちろん、子どもによって
体力や生活リズムはさまざま。
・夕方になるとぐずぐずしてしまう
・夜すぐ眠れる
・日中元気に遊べている
こうした様子を見ながら、
その子に合った睡眠リズムを
整えていくことが大切です。
「昼寝をしない=異常」と
決めつける必要はありません。
むしろそれは、
体が成長しているサインの
ひとつかもしれません。

② お昼寝をしない子のよくある理由
生活リズム・体力・刺激の増加
幼稚園に通い始めると、
「急に昼寝をしなくなった」
という声をよく聞きます。
実はこれも、珍しいことではありません。
幼児期は成長に合わせて、
生活リズムや体力が大きく
変化する時期だからです。

前はお昼ごはんのあとに
すぐ寝ていたのに、
最近は全然眠そうにしないんです

幼稚園に通い始めると、体を動かす時間や刺激が増えるので、
睡眠のリズムが変わることも多いんですよ
お昼寝をしなくなる子には、
次のような理由がよく見られます。
よくある理由
① 体力がついてきた
➡成長とともに体力がつき、
昼間に眠らなくても
活動できるようになります。
② 幼稚園で十分体を動かしている
➡外遊びや集団活動など、
幼稚園では家よりも活動量が増えます。
そのため、昼寝のタイミングが
ずれることもあります。
③ 夜の就寝時間が遅い
➡夜寝る時間が遅くなると、
昼寝のリズムが崩れやすくなります。
④ 環境の変化(入園・新生活)
➡入園などの生活環境の変化により、
睡眠のリズムが
一時的に乱れることもあります。
国立成育医療研究センターの研究でも、
幼児期は生活リズムの変化が
起こりやすい時期であると指摘されています。
つまり、
「昼寝をしない=問題がある」
というわけではありません。
むしろそれは、
子どもの生活リズムが
次の段階に変わりつつあるサインとも言えます。
大切なのは、「昼寝をするかどうか」ではなく、
子どもが元気に過ごせているか、
夜しっかり眠れているかを見ることです。

③ 家庭でできる睡眠リズムの整え方
大事なのは“夜の睡眠”
お昼寝をしない日が増えてくると、
「ちゃんと休めているのかな?」と
心配になりますよね。
でも実は、幼稚園児の生活で大切なのは、
昼寝よりも“夜の睡眠”を
しっかり取ることです。

昼寝をしない日は、夜ぐずぐずしてしまうこともあって…

生活リズムを少し整えるだけで、夜ぐっすり眠れる子も多いですよ
家庭でできる工夫を、
いくつかご紹介します。
就寝時間を一定にする
毎日寝る時間が大きく変わると、
体内時計が乱れやすくなります。
できるだけ同じ時間に
寝る習慣を作ることが大切です。
夕方に強い刺激を与えすぎない
夕方にテレビやタブレット、
激しい遊びが続くと、
脳が興奮して眠りに
入りにくくなることがあります。
寝る前は、
・絵本を読む
・静かな遊びをする
など、落ち着いた時間を
意識してみましょう。
夕方の仮眠は短時間にする
夕方に長く寝てしまうと、
夜の睡眠が浅くなることもあります。
もし眠ってしまった場合は、
15〜30分程度の短い休憩に
するのがおすすめです。
夕食・入浴の時間を固定する
毎日の生活の流れが決まっていると、
体も「そろそろ眠る時間だ」と
自然に感じるようになります。
・夕食
・お風呂
・歯磨き
・絵本
このように、寝る前のルーティンを作ると、
眠りのリズムが整いやすくなります。
日本小児科学会でも、
「早寝・早起きの生活リズムは
子どもの発達にとって重要」
とされています。
昼寝をするかどうかよりも、
毎日同じリズムで生活することが、
子どもの体と心の成長を支えてくれるのです。

④ 昼寝をしない子に家庭でできる“休息時間”の作り方
眠らなくても休む時間は大切
お昼寝をしなくなった子でも、
一日中ずっと動き続けていると、
体も心も疲れてしまいます。
そんなときに大切なのが、
眠らなくても「休む時間」を
作ることです。

うちの子、昼寝は全然しないんですけど…
ずっと遊び続けていて大丈夫なのかなって思って

眠らなくても、静かに過ごす時間を少し作るだけで
体も気持ちもリセットできますよ
実際に、心理学の研究でも
幼児は“静かな時間”を持つだけでも
疲労回復につながると言われています。
つまり、必ずしも眠る必要はなく、
体と脳を休ませる時間を
つくることが大切なのです。
家庭で取り入れやすい休息の時間として、
例えば次のような方法があります。
絵本タイム
親子でゆっくり絵本を読む時間は、
気持ちを落ち着かせる効果があります。
静かな遊び
パズルやブロック、塗り絵など、
座って集中できる遊びもおすすめです。
音楽を聴く
落ち着いた音楽を流すと、
自然と体もリラックスしやすくなります。
一人遊び
あえて「一人で過ごす時間」を作ることで、
子ども自身が気持ちを整える時間にもなります。
昼寝をしないからといって、
無理に寝かせる必要はありません。
大切なのは、
体と心を休ませる“静かな時間”を
生活の中に取り入れること。
そうした小さな習慣が、
子どもの生活リズムを整える助けになります。

⑤ まとめ|昼寝をしない=悪いことではない
幼稚園に通い始めると、
これまでと生活リズムが変わり、
「昼寝をしなくなった」
という子も少なくありません。
でも、それは決して特別なことではなく、
成長の中で自然に起こる変化のひとつです。
ここで、今回のポイントを整理してみましょう。
- 幼稚園児になると、
昼寝をしなくなる子も増えてくる - 大切なのは
「昼寝をするかどうか」ではなく、
一日のトータルの睡眠時間 - 家では、眠らなくても体と心を休める
時間を意識してみる - 子どもの体力や性格によって、
生活リズムはそれぞれ違う

昼寝をしないのは良くないことだと思って、少し焦っていました

大丈夫ですよ。子どもにはそれぞれのペースがありますから、
その子のリズムを見守っていくことが大切ですね
子どもは、日々少しずつ体力がつき、
生活のリズムも変化していきます。
「昼寝をしない」という出来事も、
その成長の過程のひとつなのかもしれません。
焼津中央幼稚園では、
子ども一人ひとりの
生活リズムや体調を大切にしながら、
安心して毎日を過ごせるよう見守っています。
🍀見学やご質問はいつでも歓迎しています。
ぜひこちらからお問い合わせくださいね。
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